ブロードバンドADSLでのインターネット接続


 

 

ブロードバンドの定義は、128Kbps以上と言われていますが、実際考えてみますと、インターネットでの
画像配信ができるスピードが目標になってくると思います。 画像配信には、最低でも4Mbps〜6Mbps
程度のスピードが必要で、仮に現在サービスされているADSL(1.5Mbps)が普及しても、画像サービス
サービスはきつい状態です。 ADSL自体は、距離さえ短ければ、6Mbpsの伝送が可能となっており、
さらなる改良が必要か、VDSL、光ケープルでの接続が望まれます。

 

 

現在サービスしている(または予定)ADSLサービス(北海道のみ)


NTT東日本(6月頃までに札幌エリアにサービス予定)

 日本テレコム (2001年2月1日より受け付け開始)



ADSLでの注意点 
 ADSLでは、電話帯域より高い周波数帯域を使用しているため、アナログ電話回線(一般の電話回線)には影響はないのですが、ISDNはADSL同様に高い周波数まで使用しているため、ADSLとISDNは干渉してしまいます。 また、日本は、米国等のISDNとは異なり、ピンポン方式(288Kbps)で2倍のスピードを上り下り交互に通信しているため、帯域を広く使っていることから、米国からの輸入技術であるADSLと相性が悪いのです。
 ちなみに、米国でのISDNは、上り下り同時に通信する方式を使っています。ただこの方式ですと、お互い
の通信が影響しあうしあうことから、エコーキャンセラーを用いて問題を解決しています。

  

@ISDNからアナログ電話に変更する必要がある。
ALCR等の通信が影響する。(取り外すか、解除する)
Bガスの検診用の機器が付いていると影響する。
CADSLの特性上、田舎でのサービスは距離が長くなるため、サービスされる地域が限定される。
D隣接している家でISDNを使用していると、スピードが極端に遅くなる可能性がある。
E接続してするプロバイダーがADSL接続サービスをしている必要があります。