電力系NCC HOTCNでのインターネット接続 


 

 

 本サービスは、PHSを提供していたASTELが思うように軌道にのらず、北海道総合通信網株式会社がその設備を有効に使い、インターネットのサービスを提供しているものです。
 基本的には、PIAFS1.0の32kbpsでのサービスで、4800円でプロバイダーの費用と通信料を統合したものとなっています。
 他のプロバイダーにまったく入っていない人は、この4800円だけで、インターネット常時接続サービスを受けることがでできます。

 

 

北海道総合通信網株式会社 HOTCN(詳しい情報はこちらからどうぞ。)






HOTCN定額ダイアルアップサービスの注意点
 
 HOTCN定額ダイアルアップサービスに加入すると、上の写真の様に封書で、設定マニュアルが送付されてくる。
ここでは、一般のPCの設定以外に、接続先の電話番号などが記載されています。

 実際のスループット(速度)ですが、ベストエフォートで帯域が補償されている訳ではないので、日や時間帯により、スピードが変化します。
 
 また、接続には、PHSを利用しているため、接続できたり、出来なかったり、接続が不安定だったりしました。
特に、接続できないことは、時々あり、いらいらすることもありました。

− 12月3日夜間での実験 −
 ・HOTCN 28kbpss

 32Kbpsといっても、データーを送る際、ヘッダーと呼ばれるデーターが付加されるため、この当たりが妥当のスピードだと思います。

 スピードの方は、わりと安定しています。

 サービスしている場所は、札幌周辺、旭川等となります。(HPでご確認下さい。)

 契約すると、機器とパワーアンテナが送られてきます。
 パワーアンテナは、無償借用となりますので、箱や取り扱い説明書を無くさないように注意します。(紛失すると実費で請求されます)

 機器のうち、端末は、2種類あります。

@PCMCIAタイプ+パワーアンテナ<写真1,2>
APHS端末(電話型)+パワーアンテナ

好みにもよりますが、私は、PHSの充電が不要なPCMCIAタイプを使用してみました。

※仮にAを選択しても、電話は掛けられません。

●常時接続での注意点
 HOTCNでは、グローバルアドレスが接続の度に割り振られ使用されますが、長時間接続していると、
クラッカーの攻撃対象になりかねません。

 とくに本サービスでは、ネットワークとPCが直接接続されるため、危険です。
使用後は切断するか、ソフトウェアファイヤーウォールを導入すべきでしょう。
 


<写真1>PCMCIAタイプ

  


<写真2>パワーアンテナ