最近では、カローラでも最初から付いているリモコンドアロックです。
当然ながら、W124にも最初から付いていて欲しいアイテムですが、
最初からは付いていません。 昔のドイツ車は日本車と比べると、
電子機器がイマイチで、W124なんかも例外ではなかった様です。
でも、ドイツ本国でも需要が多かったのか、本物と似ているリモコン
ユニットをオークションで入手したので、取り付けてみました。
<キットに付いていたもの>
これ以外に取り付けケーブルが付いていました。
<リモコンユニットの本体の設置場所>
W124は空気ポンプで4つのドアのロックをコントロールしています。
その空気ポンプは後部座席の右側(94y)の座席の下にあります。
<座席を外すフックの場所>
後部座席には、2箇所の赤いフックがあります。
これを押すと”バスっ”と外れます。
事前に荷物は片付けてから行いましょう。
<空気ポンプ(ドアロック用)の場所>
後部座席の下に写真の様な黒いスポンジに囲われた部品が出てきます。
取りあえず、スポンジをゆっくり外します。
<リモコンユニットを挟むコネクターの場所>
写真の手前の丸いコネクターが目的のコネクターです。
このコネクターにオークションで入手したリモコンを取り付けします。
<信号用コネクターを外したところ>
外さないと取り付けられないので、コネクターを取り外しました。
爪が付いていますが、簡単に取り外しができます。
<+12V用電源コネクター>
リモコンユニットにも電源が必要なので、このコネクターより電源を取ります。
常時+12Vとグランド(−)が来ています。
<付属していたケーブルの事前結線>
キットについていたケーブルを取説に添って結線しておきます。
結線(線をつなぐ)のは下図の様な材料をつかうと簡単です。
<結線に使った材料>
左は簡単に挟み込むだけで、2本の線を繋ぐことができます。
右は複数の線を束ねるのに使用しました。全部で500円位でした。
<リモコンユニットのケーブルを取り付けたところ>
予め結線しておくと後で楽です。
<ポンプとリモコンユニットを結線したところ>
結線する前にリモコンユニットは外しておくか、バッテリーを外しておいた方が安全です。
難しそうですが、色を間違えなければ大丈夫です。
その他にリモコン動作時にウィンカーが点滅する配線もありますが、今回は面倒なのでヤメました。
<結線後の動作確認>
バッテリを外した場合は、バッテリを接続して、動作を確認します。
この時点で動作しなければ、配線をもう一度確認しましょう。
自信の無い人は、テスターで電圧を調べながら行うといいでしょう。
<リモコンユニットを空きスペースに設置したところ>
黒いプラスチックの箱がリモコンユニットです。好みで設置します。また、
アンテナは感度を考慮して、まとめず長くしたままにしておきます。
<終了!!>
後は、後部座席を元通り取り付けて終了です。
雨の日や買い物時など手がふさがっているときは、付けて良かったと思う瞬間です。
また、W124はトランクもリモコンで一斉にロック、アンロックできますので、重宝しますよ。
でも、長くリモコンを押しても、窓は自動で上がりません。のでご注意を。